想定される状況

一度の排水採取から一日の排出量を計算した場合

一回の排水濃度に一日の排水量を掛けると、説得力のある計算に見えることがあります。しかし採取は生産工程の合間で、流量も変動していたかもしれません。測定が代表する時間を確認します。

明らかにすべき事項

採取時刻、濃度、流量記録の対応を調べ、一日の物質排出量の算出に十分かを検討します。

準備する資料

  • 採取時刻、項目、単位を含む分析報告書
  • 記録間隔を示した当日の流量記録
  • 採取記録と図、排出口の運転及び生産周期の資料

比較・確認する事項

採取時刻と流量、作業を照合し、単位と計算式を確認します。単一試料か混合試料か、各分取試料と流量の扱い、未測定時間を整理し、保存と混合が項目に適しているか調べます。

分析で得られ得る結果

裏付けのある時間帯の計算を確認するか、一日分を推定できない理由と再採取の条件を提示できます。

結論の限界

一回の濃度は一日全体を表しません。この検討だけで物質の発生源、環境損害、義務違反を確定することはできません。

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