この調査は、ごみの配置、区域内の堆積および廃棄物による土地への影響に関する紛争で用います。区域内に存在する物の記述、その影響の評価、および組成・体積・危険性の特定という専門的な課題を区別する必要があります。

調査の対象

  • ごみが堆積した区域と物質の配置場所
  • 土壌、水および植生への影響の痕跡
  • 物質の由来、移動および搬出に関する文書

鑑定人への質問例

  • 土地には、配置と影響のどのような特徴が記録されていますか?
  • 調査対象期間中、区域の状態はどのように変化しましたか?
  • どのデータによって、結果と配置された物質を結び付けることができますか?
  • どの清掃・回復作業が資料によって裏付けられていますか?

最終的な質問は、具体的な課題の対象と事情に応じて設定します。

準備するもの

  • 土地に関する文書と調査区域の図面
  • 物質の配置前・配置中・配置後の写真および動画
  • 現地確認記録書、契約書、納品書および搬出文書
  • 調査報告書と回復措置の計算書

調査の組み立て方

区域の状態、配置の履歴および現地調査の結果を照合します。どの特性が文書と視覚的な記録で裏付けられ、どの特性に試料採取や専門的な測定が必要かを個別に示します。

可能なことと制限

目視確認は、化学組成や危険等級の特定に代わるものではありません。幾何学的な体積、質量および環境への影響には、それぞれ異なる基礎データが必要であり、必要に応じて各分野の専門家が参加します。

成果に記すこと

意見書には、区域の実際の状態、立証された影響、および必要な追加調査または回復措置を記載します。

物質の配置と搬出の履歴を再構成する方法

区域内のごみの堆積をめぐる紛争では、異なる日付に土地に何があったかを明らかにすることが重要です。搬出後の写真と配置前の写真は、異なる状態を示しています。同じ数量を説明するものとして相互に置き換えることはできません。区域の図面と対応させて出来事の順序を整理し、現地確認が可能な部分を示すと役立ちます。

搬入、移動および搬出に関する文書を、実際に記述された物質と照合します。納品書には質量、見積書には幾何学的な体積が記載され、写真には露出した表面だけが写っている場合があります。これらの値は、基礎データの説明なしに相互に換算しません。異種の物質と隠れた層は、別々に記述する必要があります。

確認のために準備するもの

  • 調査区域の境界、保管場所および確認できる目印を示した図面。
  • 同じ場所を照合できる全景と細部を写した、日付別の写真。
  • 現地確認記録書と作業完了記録書、確認できる物質の識別表示を含む受入れ・搬出文書。
  • 盛土、混合、整地、清掃または土地復旧など、土地の変化に関する情報。

物が置かれていることと、土壌汚染が確認されていることは、それぞれ独立した事実です。意見書では、それぞれをどの観察が裏付けるかを示す必要があります。清掃費用を検証する際は、必要な作業量と回復措置の根拠を個別に検討します。搬出費用だけでは、環境損害の全体も、作業終了後の土壌の状態も示されません。